等価可処分所得の中央値 | ||
---|---|---|
等価可処分所得の中央値のsample | ||
貧困ライン | ||
世帯合計 | 1人当たり | |
単身者 | ||
2人世帯 | ||
3人世帯 | ||
4人世帯 | ||
5人世帯 | ||
6人世帯 |
このページは「相対的貧困」とされる所得ラインを、便宜的に算出する機能を提供します。
厚生労働省・OECDの定義をざっくり言うと、「手取り額平均の半分未満の世帯」 「周りに比べて貧しい人」が「相対的貧困」といえます。
ざっくり言うと、「生きるか死ぬかのラインにいる人」が「絶対的貧困」といえます。
「絶対的貧困」と「相対的貧困」では、指し示す状況がまったく異なります。 「絶対的貧困」が生命の維持ができるかできないかという視点であるのに対し、 「相対的貧困」は文化的で豊かな生活ができるかできないかという視点であるという違いがあります。
先進国では絶対的貧困ラインは考えても意味が無いほど低いため、 国内の貧困問題としては「相対的貧困」だけが取り扱われます。 一方途上国では、相対的貧困を考える前にまず命にかかわる絶対的貧困を考えなければなりません。 そのため、途上国では「相対的貧困」を扱うことは無く、「絶対的貧困」だけを扱います。
うがった見方をすれば「相対的貧困」を社会問題として取り扱う行為は、 国家の豊かさの象徴ともいえます。
「相対的貧困」と「絶対的貧困」はまったく異なる概念です。 どちらもいっしょくたに「貧困」としてしまっては問題の本質が見えなくなってしまいます。 明確に区別するようにしましょう。
内閣府の文書にあった定義は、微妙に間違っていると思います。世帯と世帯員は違いますので。
このページに関するちょっとした感想または、要望、バグ・間違いの指摘などは、下記の送信欄からお送りください。 質問・その他お問合せなど、返信をご希望の方は「こちらのページ」からメッセージをお送りください。
「このページはお役に立ちましたか?」のアンケートと自由メッセージのどちらか一方でかまいません (両方だとよりうれしいです)。お気軽にご利用ください (感想・どんな用途で使用したかなどをいただけると作成・運営の励みになります!)。